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「金緑色〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

金緑色の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
我に叛く」より 著者:宮本百合子
あどけない歌を唱っている。素絹《すずし》のような少女の声と、楽器の単音が、傾いた金緑色の外景とともに、微かな寂寥を漂わせる。 彼女は、今更のように、複雑な人間....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
上に平たくのせて、小さな植物と斜めに見える空の一角とを、しみじみとながめていた。金緑色の朝顔の葉から来る光の反射が、少し痣《あざ》のある疲れた顔を、ごく細かくて....