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金色堂
「金色堂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
金色堂の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「青蛙堂鬼談」より 著者:岡本綺堂
らかの木馬の話をすると、山伏のいうには、それにはいいことがある。今度奥州の平泉に
金色堂というものが出来るについて、都から大勢の仏師や番匠やいろいろの職人が下って....
「七宝の柱」より 著者:泉鏡花
券を出すのを、車夫が取次いでくれる。巡覧すべきは、はじめ薬師堂、次の宝物庫、さて
金色堂、いわゆる光堂。続いて経蔵、弁財天と言う順序である。 皆、参詣の人を待っ....
「我が人生観」より 著者:坂口安吾
いぶん根気がよくなるかも知れん。 しかしミイラの心境は語るべきものではなくて、
金色堂を建立すべきもの、その一語につきるかも知れない。 ★ ....
「平泉紀行」より 著者:村山俊太郎
のである。 われらはここにて念入りに研究の瞳を古き宝物にとどめた。その足ですぐ
金色堂を見た。私はここに奥の細道の言葉を借りてくるのを適当とする。 「兼ねて耳驚....
「奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
わったのであったに相違ない。清衡がいかに富強を極めたりしかは、今も存する中尊寺の
金色堂を見ただけでも容易に推知し得べきところである。彼はまた中尊寺以外にも多く造....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
で、昔は南部領でありました。更に溯れば藤原一門の文化が栄えた所で、有名な平泉の「
金色堂」は、その栄華の夢の跡を語ります。もっと古を訪ねれば多くの蝦夷がいた土地で....