金葉[語句情報] » 金葉

「金葉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

金葉の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
》をつめないことには、いくらあっしだって、いくさはできませんよ」 「それだから、金葉へでもちょっくら寄って、中ぐしのふた重ねばかりも食べようかといってるんだよ」....
猿飛佐助」より 著者:織田作之助
峠に籠っていた凡そ六年の間、万葉はもとより、古今、後撰、拾遺の三代集に、後拾遺、金葉、詞花、千載、新古今の五つを加えて、世にいう八代集をはじめ、源実朝卿の金|槐....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
望月の駒」(拾遺・貫之)、「春ふかみ神なび川に影見えてうつろひにけり山吹の花」(金葉集)等の如くに、その歌調なり内容なりが伝播している。この歌は、全体としては稍....
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
れた頃からの熟知なのでしょう。それは井上氏の機関雑誌ともいうべきもので、同氏の「金葉集講義」「南天荘歌話」「南天荘歌訓」「無名会選歌」、同氏選の「競点」などと、....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
、物語は文学でない性質を含んでいる、勅撰和歌集、二十一代集、『古今集』の伝統が『金葉』『詞花』で衰える、『千載集』の後また『古今集』伝統が復活する、これが中世文....
私本太平記」より 著者:吉川英治
の将士が、神主から杉の葉をうけて、それぞれの笠印に挿したということでもある。 「金葉集」にも。 ――隆家の卿、大宰ノ帥とな りて、二度、香椎へ詣る。 かんぬし、....