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金魚藻
「金魚藻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
金魚藻の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「不尽の高根」より 著者:小島烏水
流れる水は、夜目にも冷徹して、水底の細石までが、うろこが生えて、魚に化けそうだ。
金魚藻、梅鉢藻だのという水草が、女の髪の毛のようになびいている中を、子供たちが泳....
「淡紫裳」より 著者:佐藤垢石
戦場を訪れた。山と山との間に水田が開けて、畔にポプラの樹がそびえ、山裾に落葉松が
金魚藻のような若葉をつけていた。そこが、三百四十年前の古戦場であった。小早川隆景....