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「針書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

針書の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
恐しき通夜」より 著者:海野十三
、腰をあげて、長身をスックリと伸した。 「よかろう」研究班長の川波大尉は、実験方針書としるしてある仮綴の本を片手に掴みあげた。「第一測定は、午後九時カッキリにす....
文芸時評」より 著者:宮本百合子
」はプロレタリア・リアリストの目でなければならない。 一九三一年の「ナップ」方針書は、明かにこのことについてもプロレタリア作家の階級的任務を一段発展した形で示....
認識論とは何か」より 著者:戸坂潤
一の説明らしい説明の態をなしているだろう。だが実は之はまだ説明ではなくて説明の方針書にしか過ぎない。なぜならこの方針を具体的に実証するだけの科学的資料が、今日の....
俳優への手紙」より 著者:三好十郎
とならば、実際の実例をあげて証拠立てることが僕に出来る。それは、なるほど「芸術方針書」などと言う紙の上には在った。また、外部に対する言葉の上だけには在った。しか....