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針路
「針路〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
針路の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「恐竜艇の冒険」より 著者:海野十三
よかったね」 「恐龍が花火をあげるものか」 結局のところ、恐龍号はグロリア号の
針路前を横切ることになった。距離は半マイル。これならいやでも相手は気がつく。 ....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
略が重大であるために、あとは第三艦隊と特務潜水艦隊とに委せここに吾が聯合艦隊は、
針路を東に向け直したのだった。先ず手近かの、グアム島を占領して、これで西太平洋の....
「少年探偵長」より 著者:海野十三
山々の上すれすれに、あるときは北へ、あるときは東へ、またあるときは西へと、奇妙な
針路をとって、だんだんと、奥山へはいりこんだ。 約一時間飛んでからそのヘリコプ....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
もっと横を向いてくれると、はっきりわかるんですが……」 まもなく、かの宇宙艇は
針路をかえて横になった。 「なあんだ。あれはギンネコ号じゃないですか、宇宙|採取....
「恐竜島」より 著者:海野十三
た。それが見えれば、本船は、その尖端《せんたん》のカビエンの町を左に見つつ南方へ
針路をまげ、そして島ぞいにラボール港まで下っていくことになっていたのだ。 いや....
「火星探険」より 著者:海野十三
方を見上げると、それはマートン技師だった。彼は横に傾いたまま、舵輪を握って、艇の
針路を定めていた。 「ああ、マートンさん。怪我はなかったんですかねえ」 「ああ、....
「宇宙の迷子」より 著者:海野十三
ともわかってうれしかった。また、金星探険団のマロン博士一行の乗っているロケットが
針路をあやまって大まわりをしたために、いまだに金星につかないで、金星のあとを追い....
「宇宙尖兵」より 著者:海野十三
ったり、物を搬んでいるのをごらんになった方もあろうと思います。事の起りは、本艇の
針路が一昨日あたりからだんだんと自由を失ってきたことにあります」 イレネは、言....
「火星兵団」より 著者:海野十三
団の宇宙艇の数は二、三百だということがわかった時には連合脱出隊のロケットは完全に
針路をおさえられてしまった。そうして次の瞬間には、火星兵団の宇宙艇隊は、ロケット....
「火薬船」より 著者:海野十三
あろうか。どんな荷をつんで、どこへいくつもりなのであろうか。いま怪船のとっている
針路からかんがえると、南シナ海をさらに南西へ下っていくところからみて、目的地はマ....
「怪塔王」より 著者:海野十三
島の上を北にむけて飛んでいるのを発見して知らせてきましたが、その後の報告によると
針路はやや東に曲り、白骨島を目あてにしていることがだんだんにわかってきました。そ....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
う。だが、なんという穏やかな空の旅であろう。 それから一時間たった。 艇は、
針路を南東にとって、一路マニラにむけて飛行中であった。すでに陸地はとおくに消えて....
「大宇宙遠征隊」より 著者:海野十三
までは、どうにもならぬということなので、艇長はついに決心をした。 「命令。本艇の
針路を月に向けろ」 航空士は、直ちに舵をひいて、噴行艇の
針路をかえた。 艇長....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
ことに不思議な怪中国人ではないか! 軍艦明石 練習艦隊須磨明石の二艦は、
針路を北々東にとって、暗夜の南シナ海を航行してゆく。 もう夜はかなりふけていて....
「空襲警報」より 著者:海野十三
とどいた。 「爆撃機ハ九機ノ編隊七箇ヨリナル」 「爆撃編隊ハ高度約二千メートル、
針路ハ真西ナリ」 「
針路ヲ西南西ニ変ジタリ」 「只今上空ヲ通過中ナリ」 こうし....