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釣枝
「釣枝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
釣枝の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「開化の良人」より 著者:芥川竜之介
過言じゃありません。それほど私は賑《にぎやか》な下座《げざ》の囃《はや》しと桜の
釣枝《つりえだ》との世界にいながら、心は全然そう云うものと没交渉な、忌《いま》わ....
「つぼみ」より 著者:宮本百合子
そって居るのだ。 猿芝居 舞台の下からつまだてて そっとのぞいた猿芝居
釣枝山台 緋毛せん 灯かげはチラチラかがやいて ほんにきれいじゃないかいナ シャ....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
如き一切の音楽及び音響と、書割《かきわり》、張物《はりもの》、岩組《いわぐみ》、
釣枝《つりえだ》、浪板《なみいた》、藪畳《やぶだたみ》の如き、凡て特殊の色調と情....