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釣香炉
「釣香炉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
釣香炉の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「河伯令嬢」より 著者:泉鏡花
瓜、烏瓜ぐらいなのから、小さなのは蚕豆なるまで、品には、床の置もの、香炉、香合、
釣香炉、手奩の類。黄金の無垢で、簪の玉を彫んだのもある。地金は多くは銀だが、青銅....
「ピストルの使い方」より 著者:泉鏡花
の一代の仕事として、博覧会へ出品しようとおもくろみなすったのが、尺まわりの円形の
釣香炉でしたとさ。地の総銀一面に浮彫の波の中に、うつくしい竜宮を色で象嵌に透かし....