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鈑
「鈑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鈑の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「深夜の市長」より 著者:海野十三
ッと丸い輪廓をもった明りが見えるのがきっと速水輪太郎の居るフラットであろう。金属
鈑の貼ってある階段を僕はコトンコトンと、一段一段昇っていった。 あたりの壁にチ....
「地球要塞」より 著者:海野十三
できた人間だから、別に潜水服を着なくてよろしい。 工作潜水艦から、持って来た鋼
鈑を取り下ろした。オルガ姫は、それをクロクロ島の水槽の破損個所へ引いていった。 ....
「のろのろ砲弾の驚異」より 著者:海野十三
の巡洋戦艦に集中する。一艦につき五十発ずつだ。五十発の命中弾をくらえば、どんな甲
鈑でも、蜂の巣になるじゃろう。しかも、第一発が命中した個所を、次の第二弾が又同じ....
「人造人間戦車の機密」より 著者:海野十三
人間は、吾れ勝ちに、身体を曲げて車輪になるのがあるかと思うと、四五人横に寝て、鋼
鈑となるものもある。それがたちまちのうちに折り重って、びっくりするような立派な戦....
「原爆詩集」より 著者:峠三吉
い 電線材木釘硝子片 波打つ瓦の壁 爪が燃え 踵がとれ せなかに貼りついた鉛の溶
鈑 〈う・う・う・う〉 すでに火 くろく 電柱も壁土も われた頭に噴きこむ 火と....