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鈴口
「鈴口〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鈴口の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
かの御用とか、あるいは今いった六回だけ奥へ行かれる時とかに、奥と表の間の廊下の御
鈴口という所で出逢うのである。この御
鈴口は常には閉めて、表裏に錠が下りて、どちら....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
書院の縁側になるところまで来た。そして
「暫く」
と、小藤次に挨拶して、そのお
鈴口につめているお由羅付の侍女へ、何か話をすると、侍女が一人、奥へ立って行った。....