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「鈴木三重吉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鈴木三重吉の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
羅生門の後に」より 著者:芥川竜之介
た、そうして又同時に、褒めて貰《もら》った始めである。 爾来《じらい》程なく、鈴木三重吉氏の推薦によって、「芋粥《いもがゆ》」を「新小説」に発表したが、「新思....
大衆文芸作法」より 著者:直木三十五
、少女の読物であってこそそれが存在価値をもって来るのであるから。かの「赤い鳥」の鈴木三重吉君の童話が失敗したのも、以上の点に心得違いがあったからで、結果は大人の....
夏目漱石先生の追憶」より 著者:寺田寅彦
置いてあった事もあった。セピアのインキで細かく書いたノートがいつも机上にあった。鈴木三重吉君自画の横顔の影法師が壁にはってあったこともある。だれかからもらったキ....
大震火災記」より 著者:鈴木三重吉
大震火災記鈴木三重吉 一 大正十二年のおそろしい関東大地震の震源地は相模な....
文学的自叙伝」より 著者:林芙美子
いつ》行ってもこの図書室は閑散でした。私はこの図書室で、ホワイト・ファングだの、鈴木三重吉《すずきみえきち》の『瓦』だのを読みました。平凡な娘がひととおりはその....
漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
得たり、これを『ホトトギス』へ献上せんとす、随分ながいものなり、作者は文科大学生鈴木三重吉君。ただ今休学郷里広島にあり。僕に見せるために態々かいたものなり。僕の....
私の先生」より 著者:林芙美子
小さい本なぞ私は愕きをもって読んだものであった。 ある日、昼の休みに講堂の裏で鈴木三重吉《すずきみえきち》の『瓦』と云う本を読んでいた。校長がぶらりとやって来....
夜長ノート」より 著者:種田山頭火
と詩、朱欒。永井荷風氏、吉井勇氏、北原白秋氏、秋田雨雀氏、上田敏氏、小山内薫氏、鈴木三重吉氏。…… 早稲田文学、文章世界、帝国文学、新小説。島村抱月氏、田山花....
漱石の人物」より 著者:和辻哲郎
はよほど顔ぶれが違って来ていたであろうが、その晩集まったのは、古顔では森田草平、鈴木三重吉、小宮豊隆、野上豊一郎、松根東洋城など、若い方では赤木桁平、内田百間、....
すみだ川」より 著者:永井荷風
った。当時『新小説』の編輯主任は後藤宙外《ごとうちゅうがい》氏であったかあるいは鈴木三重吉《すずきみえきち》氏であったか明《あきらか》に記憶していない。わたくし....
「茶碗の湯」のことなど」より 著者:中谷宇吉郎
もう三年ばかり前のことであるが、小宮《こみや》先生の紹介で鈴木三重吉《すずきみえきち》氏の未亡人の方から、『赤い鳥』に昔出ていた通俗科学の....