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「銀台〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

銀台の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
、ガスの靴下やメリヤスのシャツの糶売《せりう》り(前同様で一円から四五円まで)、銀台|鍍金《めっき》の銀眼鏡と鎖売り(三四円から七八円)、水晶の印形売り(同じく....
老中の眼鏡」より 著者:佐々木味津三
ら、計らずも人の心に立ちかえって思わぬまに湧き上った涙だったに違いないのである。銀台に輝かしく輝いているおろうそくが、そのまに文机の左右に並べられた。 静かに....
古き小画」より 著者:宮本百合子
、スーラーブの目に、鮮かな碧色の土耳古《トルコ》玉がかがやいた。手の込んだ細工の銀台といい、立派な菱形に截《き》った石の大きさ、艶といい、調和のよい上衣の色を背....
植物知識」より 著者:牧野富太郎
讃辞《さんじ》を吝《お》しまない。そしてこの水仙《すいせん》の花を、中国人は金盞銀台《きんさんぎんだい》と呼んでいる。すなわち銀白色の花の中に、黄金《おうごん》....
ピストルの使い方」より 著者:泉鏡花
の置物で、……唐草高蒔絵の両柄の車、――曳けばきりきりと動くんです。――それに朧銀台の太鼓に、七賢人を象嵌して載せた、その上へ銀の鶏を据えたんです。これが呼びも....