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「銀屏風〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

銀屏風の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
冬の花火」より 著者:太宰治
屏風が立てられているので、なかば以上かくされている。屏風はひどく古い鼠色になった銀屏風。しかし、破れてはいない。上手は障子。その障子の外は、廊下の気持。廊下のガ....
霜凍る宵」より 著者:近松秋江
子を見ると、この間は気がつかなかったが、すぐ取付きの表の間には壁の隅に二枚折りの銀屏風を立て、上り口に向いたところにはまた金地の衝立などを置いてある。 「あんな....
斬られたさに」より 著者:夢野久作
蝦夷菊を盛上げた青磁の壺が据えてある。その向うに文晁の滝の大幅。黒ずんだ狩野派の銀屏風の前には二枚|襲ねの座布団。脇息。鍋島火鉢。その前に朱塗の高膳と二の膳が並....