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銀環
「銀環〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
銀環の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「高島異誌」より 著者:国枝史郎
命令に従って鍬で其辺の土を掻いた。カチリと鍬の刄に当たるものがある。見ると手頃の
銀環である。その
銀環をぐいと引くと、革袋の口が現れた。 「これは不思議」と縁から....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
よると、時あって月が紅《あか》く見えるそうです。多分、それは黄塵が空中に満ちて、
銀環《ぎんかん》の色を消す所以《ゆえん》のものでありましょうが、人によってはそう....