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銀葉
「銀葉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
銀葉の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
しなおすと、急にひきしまった顔で香炉《こうろ》を引きよせ、埋火《うずみび》の上に
銀葉《ぎんよう》をのせ、香づつみをひらいて香を正しく
銀葉のまんなかにのせ、香炉を....
「書記官」より 著者:川上眉山
に千鳥の蒔絵盆には、鎌倉時代と伝えたる金溜塗りの重香合、碪手青磁の香炉に添えて、
銀葉挾みの手の内に、霞を分けて入る柴舟の、行衛は煙の末にも知れと、しばしば心にう....