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銀行券
「銀行券〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
銀行券の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ほうき一本」より 著者:宮本百合子
とである」「国民全体としてみれば、金を出しても物はふえない。物がふえなければ日本
銀行券が二倍になっても三倍になっても、余分なものがかえるわけではない」 まず和....
「経済学及び課税の諸原理」より 著者:吉田秀夫
理事及び大臣が、議会ででもまた議会の委員会ででも、英蘭《イングランド》銀行による
銀行券の発行は、かかる
銀行券の所持者の正金または地金との兌換請求権によって妨げら....
「黒い手帳」より 著者:久生十蘭
あげてしまった。これは仮想の賭博にすぎぬが、われわれはうず高い金貨の山と、厖大な
銀行券の束をありありと机の上にながめる思いだった。 夫婦は酔ったような赤い顔を....
「人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
したとは考えられない。地方銀行の紙幣発行高は、思うに、依然として流通しているその
銀行券の量によってきまり、そしてその高はまた、信用が確立されているとすれば、近隣....