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銀賞
「銀賞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
銀賞の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「回想録」より 著者:高村光太郎
も少くない。彫刻界や美術界の受賞の掛引きなど、なかなか弟子達の間にあって、金賞、
銀賞の振合がどうだとか、此度はこれで我慢しておけとか、そしてこの次には何を出そう....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
することにお願いして、今回は無賞に願いたいが、折角の御厚志でありますから、せめて
銀賞を頂くことになりましたら、私も至極満足に思います」云々と自分の心持を正直に申....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
会であったか、美術協会であったか、ちょっと忘れましたが、いずれかへ出して好評で、
銀賞を取りました。そして安田善次郎氏が百何十円かで買い取りました。当時の百円以上....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
うという決心で、私の門下となった。小刀もよく切れ、原型をやっても旨く、美術協会で
銀賞を得たこともあるが多病と生活に追われぬためかえって製作は少なく、今日は意に適....
「画筆に生きる五十年」より 著者:上村松園
七年 「遊女亀遊」新古美術品展出品(四等賞)「春の粧ひ」セントルイス万国博出品(
銀賞) 同 三十八年 「花のにぎはひ」新古美術品展出品(三等銅牌) 同 三十九年....
「土田さんの芸術」より 著者:上村松園
か何かにある神話で、珍しく時代物だった。確か私の〈人形遣い〉を出した年で、両方共
銀賞だった様に覚えている。 その頃奈良に工藤精華という八十幾歳かのお爺さんで写....