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銅牌
「銅牌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
銅牌の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「カーライル博物館」より 著者:夏目漱石
のほかにカーライルの八十の誕生日の記念のために鋳《い》たという銀牌《ぎんぱい》と
銅牌《どうはい》がある。金牌《きんぱい》は一つもなかったようだ。すべての牌《はい....
「画筆に生きる五十年」より 著者:上村松園
(農商務省下命画)「四季美人」二等賞 同 二十六年 東京美術協会「美人合奏」三等
銅牌 同 二十七年 東京美術協会「美人巻簾」二等褒状 本当に、絵で一生立とうと....
「最初の出品画」より 著者:上村松園
博覧会では審査があり、審査員の審査によって賞とか褒状の等級がきめられた。一等上が
銅牌で、私には思いがけなくも一等褒状が授与せられた。 一等褒状を貰ったときはさ....
「淡島椿岳」より 著者:内田魯庵
てしまったろう。 第二回だか第三回だかの博覧会にも橋弁慶を出品して進歩二等賞の
銅牌を受領した。この画は今|何処にあるか、所有者が不明である。元来椿岳というよう....
「わが母を語る」より 著者:上村松園
うでした。次には、パリに出す、セントルイスの展覧会には入選するというようになり、
銅牌やら銀牌やら、海の向うから送ってきました。日本の国内にも、美術協会が出来る。....
「ワーニャ伯父さん」より 著者:神西清
ですの。アーストロフさんは毎年々々、あたらしい林を植えつけて、そのご褒美にもう、
銅牌だの賞状だのを、もらっていらっしゃいますの。古い森が根絶やしにならないように....