»
銘の
「銘の〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
銘のの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「文章」より 著者:芥川竜之介
えている。が、幾晩も電燈の光りに推敲《すいこう》を重ねた小説はひそかに予期した感
銘の十分の一も与えていない。勿論彼はN氏の言葉を一笑に付する余裕《よゆう》を持っ....
「星座」より 著者:有島武郎
a est veritas,et praevalebit.”
その夜彼はこの鐘
銘の意味をはっきり知った。いい言葉だと思った。「真理は大能なり、真理は支配せん」....
「追憶」より 著者:芥川竜之介
んだったかもしれない)それはまだ中学生の僕には僕自身同じことを見ていたせいか、感
銘の深いものに違いなかった。僕はこの文章から同氏の本を読むようになり、いつかロシ....
「赤耀館事件の真相」より 著者:海野十三
体に附き添い、赤耀館を出て行ったのを御存知ですか。あの時までの勝見伍策は、正真正
銘の本人でした。あれから五日ほどのちに帰って来た勝見、そして、丈太郎氏の死後に暇....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
も、はやくお面をぬぐんだ」 「あ痛た、たッたッたッたッ」ガスコは、ハイロが正真正
銘のガン人であることにもっと先に気がついていなくてはならなかった。ハイロの頭や手....
「不沈軍艦の見本」より 著者:海野十三
いた不沈軍艦を渡してやろうというのでしょう」 「ちがう。わしは嘘をいわん。真正真
銘の九万九千トンの巨艦だ。立派に大砲も備え、重油を燃やして時速三十五ノットで走り....
「草迷宮」より 著者:泉鏡花
いのです。当分外へは出てはなりません、と外出|禁制。 以前は、その形で、正真正
銘の熊の胆、と海を渡って売りに来たものがあるそうだけれど、今時はついぞ見懸けぬ、....
「霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
実地に当って見ますと、それはどこにあぶなげのない、いかにもがッしりとした、正真正
銘の現実の世界なのでございます。『若しもこれが蜃気楼なら世の中に蜃気楼でないもの....
「風波」より 著者:井上紅梅
に比べると三斤足りない。彼の父の七斤に比べると一斤足りない。これこそ本当に正真正
銘の事実だから彼女は、「代々落ち目になるばかりだ」と固く言い張るのである。 七....
「島木赤彦氏」より 著者:芥川竜之介
だったと言っている。しかし当時も病気だった僕には少からず愴然の感を与えた。この感
銘の残っていたからであろう。僕は明けがたの夢の中に島木さんの葬式に参列し、大勢の....
「スリーピー・ホローの伝説」より 著者:アーヴィングワシントン
け、若がえらせ、学校にさがっていた壊れた鏡のかけらでかみの毛をなでつけた。正真正
銘の騎士らしいいでたちで恋人に目通りするために、彼はそのとき泊っていたハンス・ヴ....
「中支遊記」より 著者:上村松園
いられなかった。 これはまた汪主席にお会いしたときと、違った気持で、まことに感
銘の深い思いであった。 光華門にて 南京の城内には博物館があると聞い....
「註文帳」より 著者:泉鏡花
りと抜けて、行火を突出しながらずいと立つ。 若いものは心付いたように、ハアトと
銘のあるのを吸いつける。 五助は背後向になって、押廻して三段に釣った棚に向い、....
「卵塔場の天女」より 著者:泉鏡花
った昨夜の酒を、八郎が地酒だ、と冷評したのを口惜がって、――地酒のしかも「剣」と
銘のある芳醇なのを、途中で買って、それを角樽で下げていたのであるから。 掛けた....
「ベートーヴェンの生涯」より 著者:ヴェーゲラーフランツ・ゲルハルト
` monsieur Beethoven〕「王よりベートーヴェン氏に賜う」という
銘の付いた牌をたまわっている。それには、le premier gentilhom....