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銭持
「銭持〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
銭持の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「子をつれて」より 著者:葛西善蔵
う人間は封じられて了って、最後にKひとりが残された彼の友人であった。で「小田は十
銭持つと、渋谷へばかし行っているそうじゃないか」友人達は斯う云って蔭で笑っていた....
「納豆合戦」より 著者:菊池寛
、学校へ行く道で、納豆売のお婆さんに逢いました。すると、吉公は、 「おい、誰か一
銭持っていないか。」と言いました。私は、昨日の納豆合戦の面白かったことを、思い出....
「猪の味」より 著者:北大路魯山人
肉がもっと買えるのだから、そうしたらよさそうなものだが、牛肉の時には三銭買い、五
銭持った時には猪を買いにやらされたところをみると、私の養父母も、どうやら美食を愛....
「おせん」より 著者:邦枝完二
かれた。 月 一 「――そら来た来なんせ、土平の飴じゃ。大人も子供も
銭持っておいで。当時名代の土平の飴じゃ。味がよくってでがあって、おまけに肌理が細....
「氷河」より 著者:黒島伝治
過ぎると、看護卒が卑屈な笑い方をして、靴音を忍ばし、裏門の方へ歩いて行った。五十
銭持って、マルーシャのところへ遊びに行ったのだ。不安は病室の隅々まで浸潤してきた....
「安重根」より 著者:谷譲次
想を鼓吹するために――。 子供 小父ちゃん! お母ちゃんがね、仁丹おくれって。お
銭持って来たよ、これ。 安重根 (子供に)小父ちゃんは薬売りじゃないよ。さ、あっ....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
差遣《さしつかわ》し、其犯人の貯へ持たる銭を有り限り取上る。譬《たとえ》ば僅に一
銭持たるとも、其一銭限り不レ残取上るを一銭切と云なるべし、捜し取る事と見ゆ。 ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
絶した。次に貧家へ頼むと、女房至誠懇待到らざるなかったので、翌朝厚く礼を述べ、宿
銭持たぬは残念と言うと、金が欲しさに留めたでないと言う、因って神に祈って、汝が朝....
「南北」より 著者:横光利一
ったら、仕様のない奴や。」 「そうしてくれのう。土産も何もあらへんけど、二円五十
銭持ってるのやが、どうにかならんかのう?」 「要るもんか。」 「要らんか、頼むぜ....