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「鋼板〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鋼板の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三十年後の世界」より 著者:海野十三
動車さ。そしてガソリンではなく原子力エンジンで動く。それから外側が厚さ十センチの鋼板で全部包んである」 「じゃあ、戦車ですね」 「戦車は砲をつんでいる。これは砲....
地球要塞」より 著者:海野十三
それを見定めると、三角暗礁へ急行した。 三角暗礁には、こんなときの用意にもと、鋼板《こうはん》もあれば修理機械や喞筒《ポンプ》をもった工作潜水艇も、ちゃんと収....
もくねじ」より 著者:海野十三
太い声の男が、ぼくたちを明るみへ出してくれた。ぼくたちは、ざらざらっと、冷い冷い鋼板の上にぶちまけられた。しばらく暗闇にいたので、眩しくてたまらない。大きな手で....
宇宙戦隊」より 著者:海野十三
すごい透過力のある銃である。あまり遠くまではきかないが、二百|米以内なら、岩でも鋼板でもすぱりと切ってしまう力がある。そして近ければ近いほど、その透過力は一点に....
乾杯」より 著者:豊島与志雄
た。それは塚本老人の配慮に依るとのことでした。資材のなかの主要なものとして、美製鋼板、俗にミガキ鋼板というのが約八十噸あまりありました。 そのことを、工場長の....
水甕」より 著者:豊島与志雄
良して、二つの線に切り変えて二様の熱量に調節出来るようにし、取り外しの出来る薄い鋼板を上に被せてみたのです。つまり、昔は普通にあった電熱器の、も少し粗末なものを....
無人島に生きる十六人」より 著者:須川邦彦
、たきぎと海がめの、倉庫のような島だ。 流木をしらべていると、その中に、うすい鋼板をはりつけた、船底板があった。これはいいものを見つけた。すぐ、伝馬船につませ....