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錦帳
「錦帳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
錦帳の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「おばけずきのいわれ少々と処女作」より 著者:泉鏡花
なる芥子の如く其の心の弱きこと芋殻の如し、さほどに貧乏が苦しくば、安ぞ其始め彫※
錦帳の中に生れ来らざりし。破壁残軒の下に生を享けてパンを咬み水を飲む身も天ならず....
「河伯令嬢」より 著者:泉鏡花
にその気勢を感じた。波を枕に、肱枕をさるるであろう。蓑の白い袖が時として、垂れて
錦帳をこぼれなどする。 不思議な発条仕掛があるのではないか、と言う。 実や、....