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「鎌倉三代記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鎌倉三代記の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
はその弟子で、まだ二十二三である。小三津は今度の錦祥女も評判がいいが、この前の「鎌倉三代記」の時姫もよかった。そんなわけで、小三津はこの一座の花形であるが、なぜ....
寄席と芝居と」より 著者:岡本綺堂
ったと思う。春木座は本郷座の前身である。狂言は、「怪談牡丹燈籠」の通しで中幕の「鎌倉三代記」に市川九蔵(後の団蔵)が出勤して佐々木高綱を勤めていたが、他は俗に鳥....
竹本綾之助」より 著者:長谷川時雨
を入れてくれた久松町の医者某が、大連《たいれん》を催してくれた夜に、語りものの「鎌倉三代記」を絶句して高座に泣伏してしまった。全く彼女の記憶力は強かったので、彼....
ある恋の話」より 著者:菊池寛
芸を見てやるのは、私一人だと云う気になってね。何でも、この役者を初めて見たのは、鎌倉三代記の三浦之介をしていた時だったが、私の傍に居る見物は、皆口々に悪口を云っ....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
連勝日章旗」を上演。菊五郎の原田重吉が玄武門破り、不評。 ○一月、新富座の中幕「鎌倉三代記」にて、菊五郎の三浦之助、好評。 ○二月、川上音二郎一派は市村座にて「....