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「鎌倉街道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鎌倉街道の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
不尽の高根」より 著者:小島烏水
ると思う。その上、同じ登山口でも、御殿場は停車場町であって、宿場ではない。須走は鎌倉街道ではあるが、山の坊という感じで、浅間山麓の沓掛や追分のような、街道筋の宿....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
廻れ右をし、 お前とわたしと 駈落《かけおち》しよ どこからどこまで 駈落しよ鎌倉街道、駈落しよ 鎌倉街道、飛ぶ鳥は 鼻が十六、眼が一つ いい心持で、声を....
明日は天気になれ」より 著者:坂口安吾
あった。彼は戦闘機のりの兵隊サンだったのだ。 東京の大田区鵜の木のあたりに今も鎌倉街道の一部がのこっている。墓地に沿うて丘をくねくねと曲っている道であるが、そ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
を解かれた両名。いっこうその儀は、さしつかえはあるまい」 「さらば、下野国からの鎌倉街道は、ほぼ一と筋、さっそくですが、これよりお迎えに行てまいりまする」 「ま....
私本太平記」より 著者:吉川英治
めきを次の朝までほこっていた。 こうして、きのう今日の戦場になった所は、すべて鎌倉街道の“古道”であった。――で、その宿々にあたる入間川、所沢(古くは野老沢と....