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「鎖鎌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鎖鎌の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
かにこりゃ含み針だぜ!」 「え……?」 「一|太刀《たち》、二|槍《やり》、三|鎖鎌《くさりがま》、四には手裏剣、五に含み針と数え歌にもあるじゃねえか。口に含ん....
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
りと指をくわえているはずもないのです。 「一|太刀《たち》、二|槍《やり》、三|鎖鎌《くさりがま》、四弓、五馬の六泳ぎといってね、総じて武芸というものは、何によ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ないので遠く多少の似た点がある故※を当てたのだが、実は日本で言おうなら、※よりは鎖鎌《くさりがま》とともに使う分銅《ふんどう》が一番ボーラズに似居る。かつて、陸....
神秘昆虫館」より 著者:国枝史郎
のようなものが翻然と、小一郎へ飛びかかって来たからである。 「残念! やられた!鎖鎌だ!」 叫んだ小一郎の声と共に、ガラガラという音がした。同時にピカッと何物....
阿Q正伝」より 著者:井上紅梅
白兜、革命党は皆ダンビラをひっさげて鋼鉄の鞭、爆弾、大砲、菱形に尖った両刃の劒、鎖鎌。土穀祠の前を通り過ぎて『阿Q、一緒に来い』と叫んだ。そこで乃公は一緒に行く....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
宍戸何とかいったな」 「宍戸|梅軒」 「そう、そう」 「あれは鎌鍛冶じゃ、そして鎖鎌をつかうそうじゃ。すると旦那は武者修行だの」 「うむ」 「それなら鎌鍛冶の梅....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
か、そういうことにも通じているし、もっと重大な資格としては、彼は、宍戸八重垣流の鎖鎌の工夫者であり、鎖鎌を使わせては、天下無敵の達人といわれている。 前身が前....