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鏡裡
「鏡裡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鏡裡の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三国志」より 著者:吉川英治
の卵を生みちらす。数千の卵は、また数十万の蛾と化して、民家の灯、王城の燭、後閣の
鏡裡、ところ、きらわず妖舞して、限りもなく害をなそう。孫策はそう信じて、母のこと....
「黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
の上を越え、劒岳の右の肩を掠めて、無辺際の青空に一点の黒子を印し、はては遠く双眼
鏡裡を逸してしまった。実君もいつか登って来て早やスケッチに余念もない。二人はゆっ....