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鏡開き
「鏡開き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鏡開きの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
あったが、翁は別に咎めなかった。 ◇ 毎年一月の四日にはお
鏡開きといって、お稽古に来る子供ばかりを座敷に集めて、翁が小豆雑煮(ぜんざいのよ....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
って歩いたもので、また端唄なども唄ったかと思う。 正月の中旬になると、甲冑のお
鏡開きがあった。武門では年始に甲冑を祭り鏡餅を供えたので、それをお
鏡開きの時に割....
「安吾武者修業」より 著者:坂口安吾
姿で実在していたのである。 名人又七郎 例年の一月十七日が樋口道場の
鏡開きで、門弟すべて参集し、また客を招いて型を披露するという。つまり寒稽古の始ま....
「べんがら炬燵」より 著者:吉川英治
沁々と、肚の底でいった。――考えてみると、正月は式日が多い。二月一日は、日光のお
鏡開き、これも式日だ。それが過ぎれば間もあるまいと――自分よりも先に、洞察して、....