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「鑑賞批評〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鑑賞批評の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ヒューマニズムの諸相」より 著者:宮本百合子
術の自主性とを守り続けている。旧臘ドイツの宣伝相が、芸術の「批評」を禁じて単なる鑑賞批評だけを許したことは、当時世界の視聴をその極端性でおどろかしたが、この非文....
作家に語りかける言葉」より 著者:宮本百合子
全巻の核心をなす重要な部分ではあるまいかと考える。日本の文芸批評は、十年ほど前に鑑賞批評、印象批評から発展して、漸々《ようよう》社会的文学的にある客観的な意義を....
はしがき(『女靴の跡』)」より 著者:宮本百合子
たように、評論も客観的なよいところを抹殺されて、文芸評論でさえ、文学史を逆行した鑑賞批評しか存在を許されなかった。その時代に一つの現象として随筆の流行が見られた....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
云った彼の言葉によって、この頃の妙な古典ありがたやへの一針となしたわけです。只の鑑賞批評をする柄でもありませんから。日本人が今日に日本人としての心を見出し得ない....