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長勢
「長勢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
長勢の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「姉川合戦」より 著者:菊池寛
たろう。 三田村の朝倉勢に対するものは家康、野村にある浅井軍に対抗するものは信
長勢であった。 先ず徳川朝倉の間に戦端が開かれた。家康は、小笠原長忠を先陣とし....
「桶狭間合戦」より 著者:菊池寛
大高を側に見て、寺部の城に向い不意に之を攻めた。丁度|丑満時という時刻なので、信
長勢は大いに驚いて防いだが、松平勢は既に一ノ木戸を押し破って入り、火を放ったと思....
「長篠合戦」より 著者:菊池寛
った。修理は原隼人佐、安中左近、武田逍遙軒と共に、一の柵を馬蹄に蹴散らしたが、信
長勢は二の柵に入り込んで、鉄砲ばかりを撃って居る。修理大音あげて、「上方勢は鉄砲....
「山崎合戦」より 著者:菊池寛
いろいろあるが、三年待て云々の話は多分嘘だろう。此の頃の信長|麾下の武将など、信
長勢力の発展と共に、その所領は常にいろいろ変更されているのだから、近江で呉れたも....
「落語・教祖列伝」より 著者:坂口安吾
坊はでてこない。それどころか、とにかく一人の山法師がナギナタをとって抵抗して、信
長勢を三人ぐらいは斬り伏せたというような武勇譚も歴史に残っていないのである。イン....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
にかく一般の武道が、暗黒と頽廃と社会的混乱の続いた室町期の末にその萌芽を孕み、信
長勢力の組織改変とその武力的統制の機運に乗じて、彼らも専門的に兵法者と称して現わ....