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「長楽寺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

長楽寺の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
」より 著者:芥川竜之介
教わって来た。その医者と云うのは、もと震旦《しんたん》から渡って来た男で、当時は長楽寺《ちょうらくじ》の供僧《ぐそう》になっていたのである。 内供は、いつもの....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
ところがあった、という。彼はまた、ある日偶然に旧友|近藤至邦に会い、相携えて東山長楽寺に隠れていた品川弥二郎をひそかに訪問し、長州藩が討幕の先駆たる大義をきくこ....
法然行伝」より 著者:中里介山
が、後清水の竹谷という処に移り建長三年七月三日生年八十四で往生を遂げた。 四十四長楽寺の律師隆寛は、粟田関白五代の後胤、少納言資隆の三男であったが、慈鎮和尚の門....
私本太平記」より 著者:吉川英治
きだろう。京都を見下ろす東山のみねには、夜ごと兵のかがり火がふえていた。火の線は長楽寺、双林寺、阿弥陀ヶ峰の端までつらなり、四月に入ると、天を焦がすばかりになっ....