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「長盛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

長盛の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
碧蹄館の戦」より 著者:菊池寛
本軍の配置はほぼ次の如くである。既ち京城には、総大将宇喜多秀家を始め三奉行の増田長盛、石田三成、大谷吉継以下約二万の勢、平壌には、先鋒小西行長、宗義智、松浦鎮信....
小田原陣」より 著者:菊池寛
偽はとにかく、戦略上の要点を見付けるのに天才的な秀吉と、錚々たる土木家である増田長盛や、長束正家なんかが共同でやった仕事だから、姑息な小田原城の将士の度肝を抜く....
十二支考」より 著者:南方熊楠
着し、修理おわって帰国に際し米五百石、豚百頭、鶏千疋を望みしに対し、豊太閤、増田長盛をして米千石、豚二百頭、鶏二千疋等を賜わらしめ、船人大悦びで帰国したとある。....
若きいのちを」より 著者:宮本百合子
うより徒弟じみた条件で働いている少年少女工の数はどれ程だろう。そして、その稚い成長盛りの肉体に医学の鏡が向けられたら、果して何割が健康な体をもっているのだろうか....
血ぬられた懐刀」より 著者:国枝史郎
ようになって以来、ようやく秀吉と不和になった。 秀吉の謀将の石田三成や、増田|長盛というような人と、気が合わなかったのが原因の一つで、秀吉の愛妾の淀君なるもの....
郷介法師」より 著者:国枝史郎
れませぬ。天王寺屋宗休、綿屋一閑、みな襲われたではござらぬかな。お大名衆では益田長盛様、石田様さえ襲われたという噂、ことに高津屋勘三郎は、賊の要求を入れなかった....