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長谷川時雨
「長谷川時雨〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
長谷川時雨の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「歴史の落穂」より 著者:宮本百合子
熱気の中を、日夜軍歌の太鼓がなり響き、千人針の汗と涙とが流れ、苦しい夏であった。
長谷川時雨さんの出しておられるリーフレットで、『輝ク』というものがある。毎月十七....
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
たちが発起人となって、青鞜社が結ばれた。賛助員としては、劇作家として活動していた
長谷川時雨、小説家として立っている岡田八千代、小金井喜美子、森しげ子、国木田治子....
「婦人作家」より 著者:宮本百合子
て発揮させるというらいてうの理想によって発刊された。『青鞜』には、小金井喜美子、
長谷川時雨、岡田八千代、与謝野晶子から、まだ少女であった神近市子、山川菊栄、岡本....
「積極な一生」より 著者:宮本百合子
長谷川時雨さんの御生涯を思うと、私たちは、やっぱり何よりも女性の多難な一生という....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
今考えている様です。何しろいろいろに動く時代だから、これにしろやがてどうなるか。
長谷川時雨は「輝ク会」を自選婦人文学者の団体として文芸中央会に自選代表となってい....
「文学的自叙伝」より 著者:林芙美子
けなくなっていました。日記を雑記帳に六冊ばかり書き溜めていましたが、これを当時|
長谷川時雨《はせがわしぐれ》女史によって創刊された女人芸術の二号位から載せて貰い....
「疫病神」より 著者:田中貢太郎
長谷川時雨女史の実験談であるが、女史が佃島にいた比、令妹の春子さんが腸チブスに罹....
「回想録」より 著者:高村光太郎
て、その行先は分っている。一つは越後長岡の松木さんという人が持っている。「桃」は
長谷川時雨さんが買った。お蚕の時に使う栃の木で刳抜いた盆にのせると非常によくはま....
「久保田米斎君の思い出」より 著者:岡本綺堂
を米斎君に御願いしました。 それから翌年の二月に歌舞伎座で、今の六代目菊五郎が
長谷川時雨さんの『桜吹雪』を上演しました。それをまた米斎君が背景、扮装等の考証を....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
評に終れり。 ○二月、歌舞伎座にて海事協会の寄附興行あり。協会の懸賞募集脚本に、
長谷川時雨女史の史劇「花王丸」当選して、一番目に上演。 ○六月十七日、歌舞伎座に....