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門派
「門派〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
門派の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「国語音韻の変遷」より 著者:橋本進吉
」サンニャ、「専要《センエウ》」センニョー。 ハ行音であるものはパ行音となる。「
門派《モンハ》」モンパ、「返報《ヘンハウ》」ヘンパウ。ただしかような場合に連濁に....
「ふもれすく」より 著者:辻潤
やっている人間は一人もなかった。勿論当時の大家には全然知己もなく、早稲田派でも赤
門派でもなんでもない僕は直接にも間接にも文士らしい人物は一人も知らなかった。自分....
「八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
抗しここに一部落が出来上がり、宗教方面では天主教以外に日本古来の神道の一派|中御
門派の陰陽術を加味し、西洋東洋一味合体した不思議な宗教を樹立したのである。そうし....
「弓道中祖伝」より 著者:国枝史郎
がぬ者なく、日置流より出て吉田流あり、竹林派、雪荷派、出雲派あり、下って左近右衛
門派あり、大蔵派、印西派、ことごとく日置流より出て居るという。....
「画道と女性」より 著者:上村松園
うなものの、六月七月となるとそうは根気が続きかねます。 私は以前には杵屋六左衛
門派の師匠に就いて、唄う方と弾く方と両方とも稽古したことがありますが、今はやめて....
「文化史上より見たる日本の数学」より 著者:三上義夫
、内田五観は蘭書を所有していた事実もあるし、その塾をマテマテカ塾と呼んだり五観の
門派において詳証学と称してマテシスと仮名を付したこともあるし、また他に度学と称し....
「わが寄席青春録」より 著者:正岡容
大兵肥満の一立斎文晁なる老講談師も一席、力士伝を助演した。今考えると、名人文慶の
門派だったにちがいない。大森の弥生館、神田お成道の祇園、山吹町の八千代クラブ、そ....
「芝、麻布」より 著者:小山内薫
に非常な勢力を持っていた。勿論、その頃の文壇には党派があった。早稲田派がある。赤
門派がある。文学界派がある。硯友社派がある。だが、竜土会はすべての党派を抱擁して....