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門閥家
「門閥家〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
門閥家の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「門」より 著者:夏目漱石
家は旧幕の頃何とかの守《かみ》と名乗ったもので、この界隈《かいわい》では一番古い
門閥家《もんばつか》なのだそうである。瓦解《がかい》の際、駿府《すんぷ》へ引き上....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
ことのできた水戸の天狗連の話にもあらわれている。その侍は水戸家に仕えた大津地方の
門閥家で、藤田小四郎らの筑波組と一致の行動は執らなかったが、天狗残党の首領として....
「神鷺之巻」より 著者:泉鏡花
正の末である。一夜に二件、人間二人、もの凄い異状が起った。 その一人は、近国の
門閥家で、地方的に名望権威があって、我が儘の出来る旦那方。人に、鳥博士と称えられ....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
になった。その不平や、夷狄《いてき》の真似をするのは怪しからぬという憤慨やらで、
門閥家の方から反対の声が起った。遂にこのために江戸詰の家老等も改革を押通すことが....
「旧藩情」より 著者:福沢諭吉
ん》は、専《もっぱ》ら門閥|虚威《きょい》の一事に在《あり》て、然《しか》もその
門閥家の内にて有力者と称する人物に向《むかっ》て敵対の意を抱《いだ》くことなれど....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
足をして来い。
角の直な先生に、角の曲った先生。
どれもどれも、正真正銘の悪魔の
門閥家だ。
ついでに地獄の※も持って来い。
勿論地獄には※
そいつが身分次第、位....