閉切り[語句情報] » 閉切り

「閉切り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

閉切りの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
琵琶伝」より 著者:泉鏡花
子を装りたる皿をも置けり。 机の上には一葉の、謙三郎の写真を祭り、あたりの襖を閉切りたれば、さらでも秋の暮なるに、一室|森とほのあかるく四隅はようよう暗くなり....
松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
えで早く来て寝て仕舞いねえ」 馬「何うせ今夜は眠られねえね」 とぴしゃりと襖を閉切ります。 此方は三年振で逢って、 兼「本当にまア、何うしてまア、好く来てお....