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開けずの間
「開けずの間〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
開けずの間の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
であった。
「今まで、空室だったのでは」と検事が口を挾むと、
「そう申すよりも、
開けずの間と呼びました方が」と鎮子は無遠慮な訂正をして、帯の間から取り出した細巻....
「前記天満焼」より 著者:国枝史郎
が、 「気を悪くしちゃア不可ませんぜ」 一層声を押し低めたが、 「あれが評判の
開けずの間だね?」 築山の横に木立に囲まれ、立っている古々しい離れ座敷へ、頤を....