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開所
「開所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
開所の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「柿の種」より 著者:寺田寅彦
。(昭和八年八月、渋柿) 八月十五日に浅間山観測所の落成式があった。その時に、
開所後は入場券を売って公衆の観覧を許すという話が出て、五銭の入場券が五百枚売れた....
「名士訪問記」より 著者:海野十三
にしろこの出勤簿が私の出勤を待っていると思いますと、休みたくても休めないのです。
開所以来、無欠勤ですよ。」 「それはたいへんですね。ここでのお仕事はどんな塩梅で....
「海豹島」より 著者:久生十蘭
の杜絶する、十一月下旬になっても、完成を見るにいたらない。翌年(大正元年)五月の
開所式に間にあわせるため、やむなく各二名ずつの大工、土工と、一名の剥皮夫を残留越....
「天草の春」より 著者:長谷健
か、紅顔の美少年とでもいいたい程の青年学徒である彼の語るところによれば、実験所が
開所されて、来る四月十日が、二十周年記念に当るという。きわめて地味な研究所で、政....