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「開版〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

開版の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
事ノ自由ト云ヘバ、其国ノ住人ヘ、天道自然ノ通義ヲ行ハシメテ、邪魔ヲセヌコトナリ。開版ノ自由ト云ヘバ、何等ノ書ニテモ、刊行勝手次第ニテ、書中ノ事柄ヲ咎《とが》メザ....
わが寄席青春録」より 著者:正岡容
いた時、結婚三周年記念私家豪華限定版の名に隠れて『寄席噺子』なる随筆集をせめても開版した時、彼女と同じ山口県の某寺から一部を申し込んできた女性があった。姓名も筆....
福沢諭吉」より 著者:服部之総
かえ》つて害を招かんも、亦《また》計るべからず」という立場から、「英亜《えいあ》開版の歴史地理誌数書を閲《けみ》し中に就《つ》いて西洋列国の条《じょう》を抄約し....
大岡越前」より 著者:吉川英治
うという悲願を立てた僧である。幕府の力でも朝廷の財でも、成し得なかった“大蔵経|開版”の大業を、民衆によびかけて、血みどろな忍苦の生涯をささげ、ついに成しとげた....