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「開眼供養〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

開眼供養の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
「そりゃ方丈様、いい思いつきだ」 「賛成かな。それで与八、出来上ってからここで開眼供養《かいげんくよう》というのをやって、それから大菩薩峠の頂へ安置《あんち》....
死者の書」より 著者:折口信夫
、越中国から帰った当座の、世の中の豊かな騒ぎが、思い出された。あれからすぐ、大仏開眼供養が行われたのであった。其時、近々と仰ぎ奉った尊容、八十|種好具足した、と....
東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
曲も神話も皆インドのものであります。これが多くいま残っているのであります。大仏の開眼供養の大法会に殊更に作った太平楽というものもいま宮中に残っている。西暦七百年....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
歳月がたっている。それから大仏の鋳造が計画せられるまでには、また十年の間がある。開眼供養はなおその十年後である。もしある天才芸術家の在世を考えるならば、この歳月....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
らぬ。というのはその人達から上げて貰った金で拵えたからで、ある日その三台の仏像を開眼供養するために例のごとく説教しました。私はカルカッタでもボンベイでも到る所で....