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開票
「開票〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
開票の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
傍《かたわら》には鉛筆五六本と紙と投票箱が置いてある。 こうして一月ばかりして
開票されると、投票数が何千何百人、当選者の氏名なぞをその往来に貼り出して、今度は....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
strachon)と称するところから、オストラキズムスの名が生じたのである。さて
開票の結果、六千票以上を得たものがあったときには、その者は十年間(後には五年とな....
「春遠し」より 著者:宮本百合子
党は、それだけを自分の党のよりどころとして、共産党の悪口を演説したのであったが、
開票の結果、共産党は、代議士こそ婦人一名こめて五名だけであったが、大体二百万票近....
「宇宙尖兵」より 著者:海野十三
しましょう。これに御投票を」 フランケが紙を配った。 皆が書いてしまうと早速
開票した。団長はフランケに決定、副団長は魚戸に決定した。われわれは拍手を以て、そ....
「新しい潮」より 著者:宮本百合子
実だと、あれほど宣伝されていたのだろうか。日本での宣伝はひどかった。十一月三日の
開票日の前日、日本の代表的な新聞はデューイ氏当選確実、共和党早くも祝賀会準備と、....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
て紙片に思う所を書いて捻って盆に載せ、二十余人の者が残らず投票をしてしまった後に
開票のことになりました。
開票して見ると、その鑑定に大胆を極めたのもあり、小心....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
投票募集を行う。かくの如き投票は、これが嚆矢なれば、各贔屓連はその運動に狂奔し、
開票の結果、市川米蔵、市川猿之助、尾上菊之助の三優当選せり。 ○十月、神田錦町の....