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「開闔〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

開闔の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
また無言のまま箸の上下《じょうげ》に運動する様子、主人の両顎《りょうがく》の離合開闔《りごうかいこう》の具合を熱心に研究している。 「おい、その猫の頭をちょっと....
運命」より 著者:幸田露伴
慨|行蔵を叙して忌まず、道衍自伝として看る可し。詩に曰く、 乾坤 果して何物ぞ、開闔 古より有り。 世を挙って 孰か客に非ざらん、 離会 豈偶なりと云はんや。 ....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
あらわれた最初であった。仰せを蒙ったのは和歌所の寄人たちであり、事務には和歌所の開闔家長が何かと与っているから、和歌所の設立は撰集事業の前ぶれであったといえなく....