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開院
「開院〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
開院の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「少女地獄」より 著者:夢野久作
問と観察をこころみた。 「新聞の広告を見て来たのですか」 「いいえ。ちょうど表の
開院のお看板が電車の窓から見えましたので降りて参りました」 「ハハア。お国はどち....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
、昭和維新は正しく東亜の維新であり、昭和十三年十二月二十六日の第七十四回帝国議会
開院式の勅語には「東亜ノ新秩序ヲ建設シテ」と仰せられた。更にわれらは数十年後に近....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
アメリカ兵ときたら、いつでもこのお返しをするのが習慣だ。こちらとしては二十六日の
開院式のこともあり、ちと気の毒ではあるが叩かずにはいられなかったのだ。それをハラ....
「田舎教師」より 著者:田山花袋
兵の衝突、軍事公債応募者の好況、わが艦隊の浦塩攻撃、旅順|口外の激戦、臨時議会の
開院、第二回閉塞運動、広瀬中佐の壮烈なる戦死、第一軍の出発につれて第二軍の編制、....
「平和運動と文学者」より 著者:宮本百合子
で御承知のことと思いますが、部落解放運動の長老として有名な代議士の松本治一郎氏が
開院式のとき天皇に拝閲することを拒絶して問題になりました。なぜ松本氏が拒絶したか....
「「女らしさ」とは」より 著者:宮本百合子
なほど強調して「女こそ女の苦しみがわかるのだから」と演説した。そして、当選して、
開院式の折、またその他の場合とかく「女らしく」衣服のことまで話題にされた。女らし....
「日記」より 著者:宮本百合子
と外をよび歩き玄関に投入して行ったのは知って居たが放って置いた。夕食のとき、議会
開院式にお出かけの摂政宮が虎の門のところで狙撃されたが無事と云うことをきき、愕然....