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閏年
「閏年〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
閏年の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
。しかしこの方法はかなり出任せであるので、プトレミー(Ptolemy)朝に至って
閏年(四年目毎に三六六日の年)というものを定めた。この暦法の改正がローマでは少し....
「白妖」より 著者:大阪圭吉
二十九日に誕生日をする人は二月二十九日に生れたんでしょう。ところが二月二十九日は
閏年にあるんで……だからこの人の誕生日は四年に一度しか来ないわけで。その人が十七....
「白金神経の少女」より 著者:蘭郁二郎
数のために四年目毎に一日の閏を入れたんですが、それでは実際には四百年間に三日だけ
閏年を入れ過ぎることになるんです。これがユリウス暦の欠点なのですが、これを使って....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
連休も過ぎ、迂稿「五月帖」も半ばである。だが小説中の五月は旧暦で、また元弘三年は
閏年だったから、鎌倉滅亡の兵燹は七月の季感にあったと思えばいい。まったく炎暑の陣....
「こども風土記」より 著者:柳田国男
てその弓弦の前と後とに、櫨の木で作った杭を六本ずつ二度、合せて二十四本打ちこむ。
閏年には二十六本、すなわち十三本の倍数を打つというから、多分はこれに由って月々の....