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間語
「間語〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
間語の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「北支点描」より 著者:豊島与志雄
教授で支那語の出来ない者には、教授俸給を支給しながら、支那語の教師をつけ、二ヶ年
間語学を修練させた後、はじめて教壇に立つことが許さるるのである。斯かる慎重な準備....
「三四郎」より 著者:夏目漱石
へ来て、三四郎は驚かされた。広田先生がたいへんな不徳義漢のように書いてある。十年
間語学の教師をして、世間には杳《よう》として聞こえない凡材のくせに、大学で本邦人....
「艶色落語講談鑑賞」より 著者:正岡容
の間、宇都宮の旅先で手に入れてきた瀬戸半眠翁(瀬戸英一氏巌父)の市井小品集『珍々
間語』の中の「斯親子」という阪地の安芸者とその母親との葛藤を叙した一節に、 「か....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
食えば罰が中《あた》るとて食わぬ(『郷土研究』一巻二号、清水兵三氏報)。 『秋斎
間語』二に「尾州一の宮の神主《かんぬし》、代々鶏卵を食せず云々、素戔嗚尊《すさの....
「フランドン農学校の豚」より 著者:宮沢賢治
、又実際豚の舌は柔《やわ》らかで素質も充分あったのでごく流暢《りゅうちょう》な人
間語で、しずかに校長に挨拶《あいさつ》した。 「校長さん、いいお天気でございます....