関の地蔵[語句情報] »
関の地蔵
「関の地蔵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
関の地蔵の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「東海道五十三次」より 著者:岡本かの子
の志があった美女の小まんはまた大力でもあったのでこういう唄が残っているといった。
関の地蔵尊に詣でて、私たちは峠にかかった。 満目|粛殺《しゅくさつ》の気に充ち....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
十九里半 伊勢の国|鈴鹿峠《すずかとうげ》の坂の下からこっちへ二里半、有名な
関の地蔵が六大無碍《ろくだいむげ》の錫杖《しゃくじょう》を振翳《ふりかざ》し給う....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ここでめぐりあったあの武士が何もかもいちいち自分の身の上を知っているようである。
関の地蔵に近い宿屋に、真三郎と一夜を泣き明かして、さて亀山の実家へは帰れず、京都....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
い」
米友が眼を円くすると、道庵が乗り気になり、
「そうだ、あれから南に廻ると
関の地蔵に、四日市、伊勢の海を抱いて、松坂から山田、伊勢は津で持つ、津は伊勢……....