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「関帝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

関帝の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
あるというので、甚だ信仰されている。 それがために、その周囲十五里のあいだには関帝廟(関羽を祀る廟)を置くことを許さない。顔良は関羽に殺されたからである。もし....
西湖主」より 著者:田中貢太郎
ょう」 陳は訊いた。 「大王は何所にいらっしゃるのです」 公主は言った。 「関帝に従って蚩尤の征伐に往って、まだ帰りません」 四五日いるうちに、陳は自分の....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
差し出すことで落着、宿の主人は罪を免かれた。 道中では心得て置くべき事である。関帝現身 順治丙申の年、五月二十二日、広東韶州府の西城の上に、関羽がたちまち姿....
考城隍」より 著者:田中貢太郎
宮殿で、上に十人あまりの役人がいたが、何人ということは解らなかった。ただその中の関帝の関羽だけは知ることができた。 簷の下に二組の几と腰掛を設けて、その一方の....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
事卦資二仙」とあり。また、室内をうかがい見るに、あるいは観音の像をかけ、あるいは関帝を祭り、あるいは壁上に神字を刻したるものを崇拝す。カントンの寺院の前には乞食....