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関物
「関物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
関物の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
の相関によってのみ決定される。同時代人の一般的な性格は処でその時代自身の性格の双
関物にすぎない。――之が時代の性格と之を見出す人々自身の性格とのさし当りの連関な....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
技術に関係づけられて技術と呼ばれているのであって、或いはこの物質的な生産技術の連
関物として、或いはそれからの或る合理的な譬喩として、そう呼ばれているのである。
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「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
に自覚し始めた、という事情である。もう一つは、このマルクス主義の退潮の原因とも相
関物とも見られる所謂ファシズムの台頭(之又決して単純に片づけられ得ない意味を持っ....