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閣外
「閣外〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
閣外の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「天主閣の音」より 著者:国枝史郎
は懐剣の柄頭であった。 香具師は狭間戸を二尺ほど開けた。 と体を飜えしポンと
閣外へ飛び出した。
閣外から狭間戸が閉ざされた。 宗春もお半も気が付かなかった。....
「三国志」より 著者:吉川英治
ちの一人である。 李※を頼り、久しくそこに足を留めていた。 すると一日、彼が
閣外の庭先から駒を寄せて、城外へ遊びに出かけようとしていると、 「ああ、近頃は天....
「三国志」より 著者:吉川英治
でも、そう義弟をばかにするものじゃない」と、云いちらして、彼はぷんぷん怒りながら
閣外へ出て行った。 そして、三千の兵を閲して、 「これから劉岱を生捕りに行くん....