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閣臣
「閣臣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
閣臣の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「謀叛論(草稿)」より 著者:徳冨蘆花
無数の無政府主義者を生むべき種を播いてしもうた。忠義立として謀叛人十二名を殺した
閣臣こそ真に不忠不義の臣で、不臣の罪で殺された十二名はかえって死を以て我皇室に前....
「三面一体の生活へ」より 著者:与謝野晶子
でしょう。しかし寺内、後藤二氏はこの致命的事件に対して全く知らぬふりをし、同僚の
閣臣も、貴衆両議院も、政党も、教育界も一般社会も平然としてこれを看過しております....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
、前よりは好く分かるだろう。
人生は彩られた影の上にある。
玉座の間。
閣臣帝の出御を待ちゐる。喇叭の音。華美なる服装をなせる宮中の雑役等登場。帝出でて....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
いて高鳴る建設の騒音の中で時をわすれていた。 侍側には、土井、本多、酒井などの
閣臣や近習衆をはじめ、僧侶などの姿も見え、秀忠はやや小高い所に床几を呼び、そこに....