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閻浮檀金
「閻浮檀金〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
閻浮檀金の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「虞美人草」より 著者:夏目漱石
やくものは天下を牽《ひ》く。金銀、※※《しゃこ》、瑪瑙《めのう》、琉璃《るり》、
閻浮檀金《えんぶだごん》、の属を挙げて、ことごとく退屈の眸《ひとみ》を見張らして....
「海神別荘」より 著者:泉鏡花
瑠璃の台、五色に透いて輝きまする鰐の皮三十六枚、沙金の包七十|袋。量目約百万両。
閻浮檀金十斤也。緞子、縮緬、綾、錦、牡丹、芍薬、菊の花、黄金色の董、銀覆輪の、月....
「漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
やになり候。 吾妹子を夢みる春の夜となりぬ 当地の芝居は中々立派に候。 満堂の
閻浮檀金や宵の春 或詩人の作を読で非常に嬉しかりし時。 見付たる菫の花や夕明り....